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富山県生まれ。東京デザイナー学院商業デザイン科卒業。デザイナーとして就職の後フリーに。イラストや紙芝居を制作。クレパス画家。劇団どろんこ座で紙芝居や二人芝居上演。
これまで取材したプロ

机は宇宙とつながる場所。

クレパスには幅広い表現技法があります。一番の特徴は心のような柔らかな表現ができることです。クレパスを知り尽くすと個性的な表現で制作できるようになります。日南田淳子さんは、自由自在にクレパスを操る画家さんです。子供への思いと画家としての2つの顔をお持ちです。作品には愛が溢れていました。

・どんなお子さんだった?
日南田「私は富山の田園地帯で育ちました。季節ごとに変化していく田んぼがとても好きでした。虫とか、花とか、石ころ等を集めては楽しんでいました。一方で、人前で演じるのが好きで、幼稚園の頃から率先して演劇に出るような子でした」
・小学校とか中学校では?
日南田「体育がだめだったので図画工作や理科の実験に没頭していました。小学校の高学年では創作の演劇を上演したりもしていました。中学では、気分を変えるためソフトボール部に入部しました。体力も付き丈夫になりました。もちろん美術クラブにも入っていましたよ」
・高校では?
日南田「高校は家政科を選びました。勉強よりももの作りがしたかったということです。専門学校への進学を意識していたこともありますね。演劇はあきらめて美術部とか謄写部で活動しました。浮世絵やアニメキャラをせっせと描いて同人誌を仲間と作ったりしていました」
・プロへのプロセスを。
日南田「高校を出てデザインの専門学校に進みました。最初はアニメを専攻していたのですが、将来のことを考えて商業デザインに転科し、絵を描くことやグラフィックを学びました。卒業後は風月堂に就職しパッケージデザインを担当しました」
・絵の道には?
日南田「勤めを2年で辞めてデザインなどのバイトをしました。そのとき再度演劇に目覚め、イラストの仕事をしながら芝居に出ていました。その後フリーになって子ども向けの演劇、紙芝居、ワークショップ等の活動を展開して今に至っています」
・クレパスとの出会いは?
日南田「紙芝居を制作するのにクレパスを使いました。最初は紙芝居向きの絵を書いていましたが、ピアニストとコラボしたイベントで抽象画を描きました。クレパスは本当に気持ちよく塗れる画材ということを知りました」
・抽象画はどんなふうに?
日南田「板にジェッソを塗り、下地にアクリル絵具を塗った上にクレパスで重ね塗りをしています。板にはサイズの制約がないので便利です。クレパスは発色がきれいで、混色もできます。重ね塗りもできるので色の変化にワクワクしますね」
・これからの夢は?
日南田「世界中でクレパスで描いた紙芝居をすること。世界中でクレパス画の展覧会をすること。たまにはライブペイントもしたいです」
・ありがとうございました。

 

*編集部より*
日南田淳子さんのサイトがあります。ご覧ください。
http://hinata6.wix.com/crayon


「色を重ねると人生が積み重なっているようでワクワクしてきます。絵の方がもういいよと言うまで描き続けるんですよ」 
「歌のない子守歌 -Lullaby no song-」
 
劇団どろんこ座紙芝居「ふくろうじいさんの庭」
 
劇団どろんこ座紙芝居「デンセツノアオイハナ」