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1970年千葉県生まれ。神田外語学院卒業。OLなどを経て2003年より、イラストレーターとして活躍。挿絵、表紙絵などをしながら個展も開催。
これまで取材したプロ

机は落ち着いて向き合える場所。

パステルはソフトで暖かい表現に向いています。滑らかな色の広がりが奥行きや立体感を生み出します。滑らかな画肌は見る人に安心感を与えます。鈴木真実さんの作品を見ているとホッとする見応えがあります。意外に難しい細密な表現も難なくこなすプロとしての技。絵の雰囲気そのままの人柄に接して、作品の魅力の秘密を知ることができました。

・小さいころはどんなことを?
鈴木「人見知りをする子だったと母に言われていました。絵を描くのが好きで、折込チラシの裏側などにびっしりと絵を描いたりしていました。図画工作での作品が金賞をとったりしたこともありました。ただ、小中学校ではバレーボール部で活発に動いているような子でした」
・高校で絵を志す?
鈴木「高校でも美術とは全く無関係な将来を夢見ていました。語学が好きで仕事は語学関係と思っていました。それで高校を卒業して語学の専門学校に進学しました。このころは絵の仕事は全く頭になかったですね」
・絵の勉強は?
鈴木「就職したのは旅行会社でした。強いて言えば旅行会社を退職して、種々のバイトをする中で、イラストをロットリングで描くという仕事を任されました。決して専門的に描いていた訳ではありませんが、描く楽しさを思い出した出来事でした」
・パステルを習ったのは?
鈴木「そんな気持ちもあったからなのか、30歳の頃興味があってパステルを習いました。指で描くのも楽しくて夢中になりました。その頃、あるコンクールに出品し、嬉しい事に受賞しました。それをきっかけに他の公募にも投稿するようになりました」
・それが仕事になったのは?
鈴木「バイトをしながら、作品を描き続けました。雑誌社などへの売り込みもしました。そうした中で表紙や挿絵の注文を受けるようになりました。モチーフも好きな植物や動物の他、需要の多い人物も描くようになりました。ずっとパステルでしたね。ただ、続けてこられたのは、沢山の人に支えられていたからだと
感謝してます」
・パステルではどんなことを注意?
鈴木「配色ですね。パステルは消すことができるので、失敗を恐れずに描けます。萎縮しないで描くということですね。基底材のイラストボードにスケッチをしたものをトレースダウンし、その線に沿ってパステルで塗っていきます。厳しい世界ですが、悔いはないです」
・これからの夢は?
鈴木「見る人に想像の世界を楽しんでほしいです。どこかの誰かが笑顔になってくれる様な作品や絵本を描いていきたいです」
・ありがとうございました。

 

 

*編集部より*
鈴木 真実さんのHPがあります。ご覧ください。
http://www012.upp.so-net.ne.jp/mami5/

「上達のコツは沢山描くことです」

 
「映画からの帰り道」
 
「わくわくします」
 
「老後の楽しい過ごし方」