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油絵硬質調理法
 
油絵の楽しさは硬軟を自由に描けること。
硬質な素材の表現技法を集めてみました!!

石の塊

鉄の塊

古い白壁

焼物の壺

 
         

各画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。


*使用用紙はキャンバスボード

       

1.地塗り まず下地を作るため、茶系の色を溶き油(ここではクィックドライング)で薄めて画面全体に塗っておく。乾いたら、石の雰囲気を作るために、灰色で地塗りをする。

2.小さな窪み 石の小さな窪みを細い丸筆で、赤と緑を混色した黒に近い灰色(黒と白を混ぜたものより自然な感じがする)で描く。

3.それを乾いた筆でぼかす。

 

4.傷を入れる 割り箸を削って、先を尖らせる。それを使って、半乾き(1日おいた程度)のときに傷を付ける(スクラッチ)。直線的に入れるのがこつ。

5.仕上がり 丸みのある石は、材質感によってでしか、硬質な感じを表現することはできない。ここでは直線的なハッチを入れることで、硬さを出している。

 

 

         
       

 

ヴァンゴッホ油絵具
6号(20ml)チューブ
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