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水彩色鉛筆料理法  
 
水彩色鉛筆は水彩画だけの画材ではありません。
色鉛筆ならではの独特の味が出せるのです!!

周囲のボカシ  線のボカシ  部分のボカシ  色抜き


 

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*使用用紙はBBケント

   

1.画面全体に線を引く 鉛筆の先を尖らせ、線をランダムに引いていく。画面全体が埋まるようにできるだけ多くの線を入れる。角度が一定にならないようにするのがポイント。

2.マスクを作る アセテートフィルムや透明なプラスチックの薄い板からマスクを作る。フィルムに形を油性マーカーなどで描きカッターで切り抜く。クリアファイルやケント紙でもよい。

3.形を入れる場所を選ぶ どこに形(ここではハート)を入れるかは重要である。マスクをあてながら決める。水を付けてないスポンジで、その部分を軽くこすっておく。

4.水で延ばす スポンジに水を含ませて、色を広げていく。強くやりすぎると線が消えてしまうので、軽く延ばす。マスクと紙の間に色が入り込むが後で処理できるので気にしない。

5.形を整える 細い丸筆で形を整える。特にはみ出たところの処理を行う。はみ出たところは色が濃くなっているので、丸筆に水を付け、色を薄くし拭き取る。

 

6.仕上がり 基本的に色鉛筆は線描の画材なのでその特徴を生かしながら、平面的な形を描き出す。形はどんなものでもよい。線描の背景は形を浮かび上がらせてくれる。

       
   

 

 

 
     
    ヴァンゴッホ水彩色鉛筆
単色 全60色